あともう少しで娘が小学1年生。
先日我家も入学準備ということで、9月に届いていたランドセルを改めて開封。
早いうちからランドセルを出しておくと、喜びすぎた娘がおもちゃにして傷んじゃいそうですからw
自分が子供だった時の体験から「ランドセルなんて3年間ぐらいしか使わないから、どうでもいいや」と思っていたら今の時代は全然違う様です。
小学校の6年間びっちり背負って登校するらしいので、しっかりして丈夫なランドセルが必要になります。
僕に高いランドセルを買ってくれたお父さん、お母さん、ありがとう。
そしてランドセルをぶん投げて遊んで、ごめんなさい。
さて、ランドセルを購入するにあたり、妻が色々先輩ママさんに聞き込み調査。
色々と検討した結果、工房系のランドセルにしようと決めて、土屋鞄と鞄工房山本の2メーカーに絞りました。
理由はデザインと価格帯、そして見に行ける場所にショールームがあるという事でした。
今回は我家がランドセルを購入するまでの、大まかな流れや選び方などをご紹介します。
ランドセル選び 購入するまでの流れとスケジュール
ランドセルを購入するまでの流れは、メーカー毎に異なります。
おおよそのスケジュールは
2~5月 各メーカーの新作カタログ請求
各メーカーのWEBなどでチェックして、カタログを請求しましょう。
カタログにはWEBに無い情報が載っている場合がありますので、ちょっと気になるメーカーにカタログは絶対GETです!
土屋鞄、池田屋、萬勇鞄、モギカバン、中村鞄、カバンのフジタ、羽倉、黒川鞄、大峽製鞄、神田屋鞄、生田、鞄工房山本、カザマランドセル、ガルソン、村瀬鞄行、アタラ、スドウ
セイバン、キッズアミ、フィットちゃん、ニトリ、プーマ、ふわりぃ、ララちゃん、コクヨあんふぁん、アクタスランドセル、リリコ、ハネッセル、みらいポケット(イオン)
4月~10月 予約販売開始
6月から8月にかけてがピーク。
完全におじいちゃんおばあちゃんが、夏休みに孫へプレゼントするタイミングです。
親としても先に購入するランドセルが決まっていれば、おねだりしやすいw
10月になるとちょっとタイミングが遅く、人気商品や品薄商品は完売している事が多いでしょう。
9月~1月 商品到着時期
ランドセルが到着したら、検品して不備がないか確認しましょう。
一度気になったまま妥協すると後悔しますから、ここはしっかり!
12月~3月 在庫処分や前年度以前の型落ちアウトレット品販売
年末年始のセールだったり工房系以外の大手メーカーでは、型落ちですが高品質のランドセルをかなり安く手に入れることができます。
特にセイバンのアウトレットの価格は魅力w
高品質のランドセルが半額程度で購入できます。
アウトレットのリスクとしては「型落ち」になるので、大マチのサイズや機能面などを、しっかりチェックしておきましょう。(その学年の子は、それを使っているのでほぼ問題ないですけど…)
ランドセルの価格は?
ランドセルの価格は、一番多い購入価格帯は、5万円~7万円。
各メーカーもその価格にあわせて主力商品を用意している印象。
安いものは2万円以下からありますし、コードバンを使っている高級品は12~15万円で、高いものは20万円弱します。
ランドセルのショールムに行く前に予習しましょう!
我家は下記のスケジュールはで見学に行きました。
4月中旬…土屋鞄の西新井本店にて、工房とショールームを見学
4月下旬…鞄工房山本の銀座ショールームを見学
この時は「ショールームに行って色々話を聞けばいいやろ」と予備知識が殆ど無いまま見学に行ってしまいました、先にチェックする項目を予習しておくのがオススメです。
ランドセルのショールームで行うこと
実際にランドセルのショールームに行ったら、最低限、以下のことをチェックするのがオススメです。
色味の確認
カタログやWEBに掲載されている色味はほぼ一緒ですが、印刷物の色と、ランドセルそのものの色はやはり別物。色にもこだわるなら、現物を見るのが一番。
色味が醸し出す雰囲気に、その違いを感じます。
「あれ?候補じゃなかった○○色、結構良いよね!」
「なんかこの色、思ったより明るすぎた…」等、、、
実際に現物のランドセルを見ると、光の当たり具合や材質で色味の違いが出てきます。
ランドセルの第一印象はやはり色味なので、子供と一緒に悩みましょうね♪
子供の希望を聞きつつも、親としては『6年間飽きない色』という事をアドバイスしてあげたいです。
我家の娘は青が好きなので水色を選んでいましたが、妻がゴリ押し気味に説得して落ち着いた色のオレンジになりました。
革の質の確認
こちらも現物を見て、風合いだったり手触りを確かめるのがおすすめです。
革に仕上げの特殊な加工がしてあったり、各メーカーでこだわりに違いを感じます。
また革の質によって「同じ赤なのに全然雰囲気が違う」等、色味も影響を受けます。
革の材質は主に、
軽くて強い人工皮革。価格も安く色のバリエーションも豊富。 素人目では牛革と見分けがつきません。
やわらかな質感と高い耐久性。昔からランドセルに使われている定番素材。
天然皮革のなかでも希少で、美しい艶が特徴的な素材。
稀少素材なので値段も高くなりますが、実物を見ると惚れ惚れするほど。
があります。
全体的なデザイン
ぱっと見の他にポケットの数や位置等、メーカーごとに様々なデザインがありますので、主力商品のデザインは把握しておきましょう。
裏地なんかもしっかりチェックしたいですね。
大きさ・内容量
「大きさ」というと内容量も大事ですが、マチの大きさや前ポケットも注視したい部分です。
新しいモデルの場合、ほとんどのメーカーが『A4クリアファイル』か『A4フラットファイル』対応サイズになっていますので大丈夫だと思いますが、念の為確認しておきましょう。
アウトレット品は、特に注意が必要です。
A4クリアファイル対応サイズ(22cm×31cm)
A4フラットファイル対応サイズ(23cm×31cm)
縫製や金具等、細部の作りの確認
「壊れにくい」「便利」「使いやすい」等、ランドセルの機能面に直結する部分ですから重要なポイントです。
縫製の具合や金具の質感、背中のクッションの硬さ等、触って確かめましょう。
前ポケットの使いやすさも確認。
ファスナーの開け締めも小学1年生の子供にとっては硬かったりしますから、使う本人に試させた方がいいです。
革の仕上げ部分でも「コバ塗り(コバを磨いてニスを塗り重ねる)」をしているかしていないかで、美しさと丈夫さが変わってきます。
また「反射ベルト」や「反射ビョウ」、「安全フック(ナスカン)」、「Dカン」等の配置もチェックしましょう。配置は結構大事です。
鍵を取り付けられる「キーループ」など便利なものもあります。
丈夫さ
丈夫さも確認するためにランドセル自体の頑丈さにも着目。
こちらもメーカー毎に型くずれしない為の工夫がありますので、予習した上で現物を確認しましょう。
装着感と背負いやすさの確認
こちらも重要なポイントです。実際に子供に背負わせて装着感を確かめましょう。
「○○kgだから物理的に軽くてラク」ではなく、背中のウレタンの厚みや肩ベルトの作りによって背負やすさに違いが出て『体感重量』が異なります。
『体感重量』を荷物運びに例えると、「軽いけど持ちにくい」「重いけど持ちやすい」で疲れ方が変わってきますよね?
子供が実際に教科書など中身を入れて使うわけですから、肩と背中への影響は大きいのでしっかりフィットするものを選んであげましょう。
保証の確認
6年間使うわけですから、保証があると安心です。
基本的には殆どのメーカーが6年間の保証がついています。※落書き等、故意の場合は有償修理。
池田屋は『理由を問わず無料で修理するという』手厚さ。 スゴイ。
営業マンさんに話を聞く
ショールームの営業マンさんに、メーカーと商品の強みやオススメのランドセルを聞いてください。
やはりプロならではの視点と経験で様々なお話が聞けます。
ランドセルの色の相談など、単純なことでも気軽にお話してくれますよ。
鞄工房山本のランドセル
購入した鞄工房山本のランドセル、アンティークブロンズ(67,000円)を開封。
梱包されているダンボールから取り出すとこんな感じ。
ちょっとした事ですけど、こういうデザインは嬉しいですよね。
箱から取り出すと丁寧に袋に入っています。
おまけグッズも色々と入っています。
カバーを外すと美しい牛革が。
大マチ、小マチ、前ポケット部分。
フタの部分。金具を止める時に自動で『カチャッ』ってなる奴ですw
背もたれのクッション部分。結構な厚みがあります。
時間割を入れる部分。引っかかるようになっていて、入れたものが落ちないよう細やかな工夫がされています。
ランドセル選びのまとめ
ブログを書いておいてアレなのですが、ホント僕はランドセルに対して勉強が足りなかったということを後悔しています。もっと子供の事に一生懸命になっていなければいけませんでした。
これから検討されている方は、色々調べて勉強した上で固定概念に流されず、お子様に合ったランドセルを購入されてください。
そうする事によって、子供と一緒に想い出深い小学6年間を過ごせるはずですよ♪
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