ひと目で分かる!子供用日焼け止めの選び方

暑くなってくると気になる日焼け。
実際には2月ぐらいから、お肌は紫外線の影響を受けているそうです。

それでも日焼け止めを「塗るのが面倒くさいw」という理由で塗ってない人も多い印象です。
薬品メーカーのアンケートだと、日焼け止めをしない子供は約60%だとか。(2015年調べ)

ご近所でも「あらまぁ、こんがり真っ黒…」なんてお嬢さんも居たりします。

2002年からは、母子手帳には赤ちゃんの日光浴の項目は削除され、紫外線対策を行うように記載されるようになったそうです。これは如何に紫外線が身体に影響を及ぼすかの裏付け。

我家は紫外線が怖いので、家族揃って外出前はしっかり日焼け止めを塗っています。
年々日差しが強くなって気温も上昇する一方。

身体を守る日焼け止めに関しても、正しい知識を身につけたいところですね。
僕も日焼け止めと紫外線の事をしっかり勉強しましたので、まとめてみました。

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ひと目で分かる!子供用日焼け止めの選び方

子供用の日焼け止めの選び方ですが、先ずはパッケージに注目してみましょう。

SPF21 PA++ という様な表示がありますね。

ここでチェックしたいのが、SPF値、PA値、成分(裏面には詳細)、その他、落としやすさ(石鹸で落とせる)などが記載してあります。

 

ひと目で分かる紫外線と日焼け止めのメカニズム

では一旦、紫外線と日焼け止めのメカニズムを図解化しましたので見ていきましょう。

紫外線には紫外線A、紫外線Bがあります。(厳密には紫外線Cもありますが、然程影響がないので省きます。)

紫外線と日焼けのメカニズム紫外線Aと紫外線Bが、肌に対して違った影響を及ぼしていることがわかります。
簡単にいうと紫外線Aは肌を黒くし、シワやたるみの原因をつくります。
紫外線Bは肌を赤くし、炎症・シミ・そばかすの原因をつくります。

同時に紫外線を浴び続けると、動いていなくても体力を消耗します。
それは身体が紫外線で破壊された皮膚を回復しようとしてエネルギーを使っているからです。
アスリートは、このことを知っているので紫外線のケアもしっかり行っています。

PAとSPFについて

紫外線AとBの性質を頭に入れたろところで、PASPFの事も簡単にチェック。

PA (Protection Grade of UVA) +~++++の4段階
日常的な紫外線で肌が黒くなるのを防ぎます。
SPF(Sun Protection Factor) 最大50+
直射日光などで肌が赤くなるのを防ぎます。

SPFの後ろの数字は、日焼け止めの効果の高さではなく、紫外線B波の進行速度を先延ばしにできる時間です。

紫外線B波の影響は紫外線を浴びてから、約20分後に現れると言われています。

例えば、
SPF30の場合 20分 × 30倍 = 600分(10時間)
SPF50の場合 20分 × 50倍 = 1000分(16.6時間)

SPF30の日焼け止めですと10時間ぐらいはB波の影響を防止できることになります。

 

ここで僕も勘違いしていたのが『SPFの数値が大きい日焼け止めがイイやん!』という間違い。

SPF値の防御率のグラフを御覧ください。

SPF防御率

SPF防御率のグラフ

【 SPF値 防御率 】で画像検索すると、各研究所や各薬品メーカーのサイトで山のように出てきます。
これは、SPF15~30ぐらいまで効果は高まりますが、それ以上になると極端にその効果の上昇が緩やかになるという研究報告です。

グラフをみてわかると思うのですが『SPF値30と50を比較したら2%程度しか上がりません』

正直、誤差の範囲ですね…。

ですから日照時間と外出時間を考慮しても、日常生活においてはSPFの数値が高い必要性はありません。SPFが30あれば十分と言えます。16時間も日光出てないし、浴びないからね…

また、当然ながらSPFの数値が高いと、強い薬品を使っている可能性があります
SPF50の製品を使うシチュエーションは、長時間屋外にいる時や海など、炎天下にさらされる場合などでいいと思います。

「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」

子供用の日焼け止めを紹介しているサイトには『子供のデリケートな肌に直接塗るものですので、成分配合をチェックして、余計な成分はできるだけ避けましょう

と記載しているものが多いのですが、そもそもその知識がないと避けることは出来ないですよね。
とはいえ、呪文のようなカタカナの成分名称を覚えるのも難しい…。

そこでメジャーな成分をまとめてみました。

日焼け止めは「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」大きく2つに分けられます。
どちらかひとつだけのものや両方を使ったものなど、配合のバランスは商品によって違いがあります。

紫外線吸収剤の特徴

「紫外線吸収剤」は、紫外線を吸収して熱や赤外線に変換して放出し、肌へダメージを防ぎます

・無色透明の液体なので白浮きが無く、さらっとした使い心地。

ケミカルと呼ばれ、有機化合物なので敏感肌の方はアレルギー反応や炎症等を起こしたりするリスクもあります。

 

●紫外線吸収剤として使われている成分

よく使われる紫外線吸収剤は以下の3種類

・メトキシケイヒ酸エチルヘキシル
・オキシベンゾン
・t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン

その他、
・パラメトキシ桂皮酸エチルヘキシル
・メトキシケイヒ酸オクチル
・ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
・ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
・オクチルトリアゾン
・オクトクリレン

など、多数ありすぎて簡単には覚えられないですよね(汗

参考:https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/keshouhin/dl/keshouhin-a.pdf

先述の三つさえ覚えておけば、ほぼカバーできるかと思います。

 

紫外線散乱剤の特徴

「紫外線散乱剤」は、紫外線を肌表面で反射・散乱させて紫外線ダメージを防ぎます

白浮きしたり肌なじみにくいものが多い。ただし白浮きはナノ粒子を利用している製品はかなり改善されています。

ノンケミカルと呼ばれ、有機化合物ではないのでお肌の刺激も少ない。

●紫外線散乱剤として使われている成分
・酸化チタン
・酸化亜鉛
など

 

その他の成分

その他、日焼け止めには

界面活性剤(イソステアリン酸、ジメチコン、ジメチコンポリオール、ポリクオタニウム~など)
防腐剤(パラベン(パラオキシ安息香酸エステル)、フェノキシエタノール、サルチル酸、安息香酸、ソルビン酸、ベンジンアルコールなど)

が入っていたりします。

 

紫外線吸収剤を使っている商品は、この他にヒアルロン酸等の保湿成分も入っている事が多いです。

気になる商品の成分表を確認してみましょう

気になる【 商品名 】と【 成分表 】等のキーワードでWEB検索すれば、だいたいメーカーのサイトにヒットして、成分表を見ることが出来ます。

子供の日焼け止めの選び方

ネットで購入する場合でも、レビューばかりではなく成分までチェックしたい所です。
成分は一番多く含まれている順番から記載されています。

 

オーガニックの商品は、○○油、○○油、みたいな感じですね。

日焼け止めのタイプ

子供用の日焼け止めには、ジェル、ローション、クリーム、スプレーなど様々な種類があり、使い勝手も変わってきます。

ジェル、ローションは伸びがよく塗りやすいです。

プールや海・川での水遊びなら、落ちにくいウォータープルーフタイプがオススメ。
虫除け成分が入ったものもあるので、日焼けと虫除けを同時に行えるのは夏場にピッタリ。

あとは日焼け止めの「落としやすさ」も重要なポイント。
子供用はほとんどお湯・石鹸で落とせる肌に優しいタイプが多いです。
但し、お湯などで落としやすいタイプ=汗でも落ちやすい だったりしますので1~2時間毎にしっかり塗り直しを

また入れ物で使い勝手も大きく変わります。

ポンプ式でジェルタイプだと、洗面所や玄関に置いておけば、うっかり日焼け止めを塗り忘れた!なんて事も減ると思います。(我家もチューブタイプからポンプ式に変えました。)

敏感な子はパッチテストを

敏感肌や匂いが苦手、アレルギーがある子は、事前にパッチテストをしましょう。お肌に合わなくて赤くなったりします。乳アレルギーの子は、ミルククリームがダメだったりします。

パッチテストのやり方
① 二の腕や内腿少量つけて様子を見る。
② 異常がなければ、首や顔などよりデリケートな部分につけて様子を見る。

子供の日焼け止め選び まとめ

子供の日焼け止め選びは、『シチュエーション』と『体質』で使うものを変えていくのが一番だと思います。
敏感肌のお子様はオーガニックの日焼け止めが良いですし、外で遊ぶのが大好きというお子様は、落ちにくくSPFとPAが高めのものを。

消耗品なので、ぶっちゃけ価格も気になるところw
ですからポイントを抑えて、お子様にあった商品を探しましょう!

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